’47 Blue Chief 

      2020/12/26

先日もまたアメリカより1台 Vintageが日本へやってきました。

オリジナルペイントのブルーがキレイな 1947年INDIAN CHIEF。

これはBRAT STYLE USAにてエンジンやトランス、プライマリーなどしっかりオーバーホールをし、前後のサスペンションなど車体周りも徹底的にリビルドされているので見た目の印象を大きくくつがえし、全てがスムーズできもちよい仕上がりとなっています。

エンジンの始動性も非常に良く、アメリカより到着してからお客さんに納車するまで全てキック1発始動! オーナー様もキックスタートに不安を感じていたようですが、納車当日、全く手こずらずにコロンとかかってしまい感激していました。

今回のエンジンの印象はサイドバルブらしいマイルドな加速感ながら、とにかくスムーズかつレスポンスが良い為、車体の軽さも相まって、まるで日本車のバーチカルツインのような機敏な走りをしてくれます。

アメリカ製Vツインバイクがこんな軽快な走りをしてくれるなんて、恐らく乗った人じゃないと想像できないでしょう。

INDIANを乗る人はクラッチの渋さも一つのストレスかもしれませんが、このChiefは完ぺきなスーサイドクラッチです。

軽く踏み込めばスッとクラッチが切れる為、シフトチェンジもギヤ鳴りなどせず、スムーズに入ります。

しかも足を離せばサッと戻ってくる程動きの良いペダルの為、クラッチの繋ぎも非常に楽です。

この走りを体感すれば、きっとビンテージに対する印象は大きく変わり、トラブルや扱いにくさなどを気にして踏ん切りがつかない人も小さな悩みだったと実感するでしょう。

この日は若い世代の方が自分の倍以上生きているこのビンテージバイクを相棒として受け入れた良き納車日でした。

BS,Mieda

                                       

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