46 Chief Bobber -Oil pump & Return Sump Valves
オイルポンプとリターンサンプバルブの分解、点検
ピニオンシャフトのフェルトシールが入っていない?無くなった?事を発見。対策が必要ですね。
リターンサンプバルブのフィルターとスプリングやディスクををCheck.
分解時は色々な事を発見できます。見落とさない様に気をつけながらギア類やボディーを痛めないように優しくばらしていきます。
リターンギア側のガスケットも洗浄し厚みを測定。
組み込み時の参考にします。
細かい通路の汚れを全て洗浄し、クラックやキズ、ネジ山などの状態を確認。
プランジャーギアのODとボディのIDを測定。クリアランスを点検。ここがダメだと大量のタンク内のオイルが数日でクランクケースに落ちてエンジン始動時に白煙全開で燃焼室をカーボンだらけにします。もちろんスパークプラグもダメに。かなり良くない状態になります。
戻り側のギアも凄く大事な場所です。油圧がしっかりかかるようにギアの状態やガスケットの厚みを考えて調整します。
サンプバルブのスクリーンも目が細かい物に交換。
分解、点検終了。
次はオイルポンプを取り付ける前にタペットとカムシャフトのガタを見てみましょう。
GT
素晴らしい夕日でした。