Short trip
2020/09/01
少し前ですがNorth CaliforniaまでShort tripに行ってきました。今回の目的は友達のスティーブか所有しているIndianをご縁で譲ってもらえる事になったので車両の引き上げと他にも寄りたい場所があったのでちょうど良い機会なので2泊3日の夏休みに出かけました。
自分の46ChiefをVanに積みLong Beachから北に800キロのレイクタホに向かいました。途中に知り合いのIndian Shop Iron house corralのマットの所に寄り彼の工場やバイクのコレクションを見せてもらいました。彼はIndianのタンクやフェンダーなどを素晴らしいクオリティで作って商品にしています。また彼はBig Baseにも詳しく以前所用していた648の話なと色々教えてくれました。工場の横にはダートコースもあり今度みんなでパーティーやろうと話が盛り上がりました。
マットの所でもっとゆっくりしたいのですがまだまだ先は長いので出発。さらに北に向かいます。
早朝出発して10時間かけてやっとレイクタホの宿に到着。
景色や温度がだいぶ違います。
ロングビーチは連日猛暑だったのでタホの快適な温度にビックリ。
翌日はバイクを下ろしタホ湖を一周。
全長300キロ近くの湖を2人乗りでゆっくりクルーズ。
標高2800もありカリフォルニア州とネバダ州をまたぐ本当に素晴らしい湖です。
バイクも調子良く快適に湖ツーリングしていました。
しかしゴール間近にまさかのタイヤがパンク…
クギ発見。
とりあえずバイクを安全な場所に運び考えます。
場所は山の中。Uberも無し。宿迄はまだ30マイルもありバンを簡単には取りにもどれませんしパンクしているチーフは凄く重く簡単には前に進めません。あとパンクで低すぎて2人でも積めません。
夕方で火も落ちてくると危険なのでとりあえずAAAを読んで宿迄運んでもらう事にしました。
ロードサービス到着まで1時間半と言われましたが待つしかありません。日はどんどん落ち始めてきました。
待っている間にレース仲間の奥さんが偶然通りかかって声をかけてくれました。LAから800キロ離れた山の中で会うなんて奇跡的な事ってあるんですね。彼女が助けようかと声をかけてくれましたがプリウスには積めないしすでにロードサービスも呼んであるし大丈夫ありがとうと別れを告げました。
辺りが暗くなってきて2人の携帯の電池も残りわすが。
時間になっても連絡が無いのでAAAに確認したらなんと誰も向かって無いとの回答…さすがアメリカ…
カリフォルニアのAAAに電話していましたがパンクした場所は州境でネバダ。管轄が違うらしく上手くいきません。それからまた待つと山の中で夜中になってしまうのでAAAは信用できずあきらめました。
もう辺りは真っ暗。最悪な状況。
ここに居ても温度も下がってきて危険なのでバイクを近くの柱に鎖で繋いで覚悟を決めて町迄数時間歩いてヒッチハイクして宿迄帰ってみようと決めました。
ただ暗い山道を歩いてる知らない人を車に乗せてくれ確立は低いなと思ってました。しかもコロナもあるし。普通のせてくれないとわかっていましたが他に方法はありません。
バイクを少しだけ見えない場所に隠し覚悟を決めて山道を歩く用意をしました。
続く
GT