1940 Chief Bobber / Transmission2

   


緩かったカウンターギアシャフトのブッシング。
ミッションケース側の内径を測定。

オーバーサイズに入れ替える準備


ミッションケースをオーブンで温めてブッシングとベアリングを専用工具で慎重に入れます。温度が足りずに圧入するとケースが割れてしまいます。


しっかり圧入できました。


交換した部品。


ギア類を洗浄していきます。
今回は予算の関係でギア類の交換はできません。


洗浄後、測定。オイル通路や油膜の確保を考えてブッシングを入れ替えます。


新しいカウンターギアシャフトに合わせてホーニングでサイズ合わせ。

仮組みでサイドプレイ確認。

クリアランス調整


適切なクリアランスになりました。


次はメインシャフトとクラッチスプロケット。ブッシングはガタガタでスラストワッシャー無しでした。


曲がり点検とシャフトの荒れを修正


ブッシングを抜いて


洗浄


新しく入れ替えました。


新しいブッシングをシャフトに合わせてホーニング。

最終仕上げは寸法よりも手の感覚で仕上げています。


パーツを全て仮組みしてメインシャフトのスラスト調整。


規定値に収まるまで何度も調整します。


オイルシールはオリジナルのフェルトタイプから対策品に変更。

実際にギアを数分回して音の確認や遊び幅が変わらないかcheck。

GT

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